講演会のタイトル
「署名の殺人者-カラヴァッジョと血の詩学」
Signature Killer:
Caravaggio and the Poetics of Blood
これだけを見ると、不気味な内容なのでは…と思われるかもしれませんが、
ストーン先生の発表の趣旨は、カラヴァッジョ作《洗礼者ヨハネの斬首》に描きこまれた画家自身のサインについての考察です。注目すべき所は、実はこのサイン、ヨハネの首から流れ出る血を利用して書かれているのです。
ヨハネの斬首場面と血のサイン
美術史の第一線に立つ先生の講演を聴講できるという貴重な機会であったので、会場は満席、参加者全員が先生のお話に熱心に聞き入っていました。(個人的には、先生が詩をイタリア語で情熱的に朗読する素敵な姿が中でも特に印象に残りました。)
以下、講演会の様子です。
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